尹大統領の支持率が下落…「尹大統領にはファンクラブがない」、「経済問題のため」(画像提供:wowkorea)
尹大統領の支持率が下落…「尹大統領にはファンクラブがない」、「経済問題のため」(画像提供:wowkorea)
韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領の国政遂行について、就任後初めて否定評価が肯定評価を上回ったという世論調査の結果が出た中、その原因が「ファンクラブの不在」と「経済問題」のためだという意見が出された。

22日に放送されたYTNラジオの番組にミョンジ(明智)大学政治外交学科のシン・ユル教授が出演し、このように主張した。

シン教授は現在、世界的に経済危機が到来している点に言及し、「韓国だけでなく米国や日本などでも支援金を支給したことでインフレーションが起きている」と述べた。

続いて、「世界的なインフレ危機だと表現できるが、うまく克服すれば(支持率が)上昇する」とし、経済問題が作用していると分析した。

また、シン教授は尹大統領とムン・ジェイン(文在寅)前大統領を比較し、「尹大統領は相対的にファンクラブのない大統領だ。しかし文前大統領の場合はファンクラブがもともとある政治家であり、弾劾直後に集権したため非常状況に登場した大統領」と説明した。

そして、「今、尹大統領にはファンクラブがなく、非常状況ではない正常な状況に登場した大統領であるため、そうした点もある程度影響を与えたとみることができる」と付け加えた。

これに先立ち、世論調査会社アールアンドサーチがニュースピムの依頼で今月18~21日に全国の成人1004人を対象に実施した世論調査で、尹大統領の国政遂行に対する否定評価は47.9%と集計された。

一方、肯定評価は47.6%で、その差は0.3%と誤差範囲内だったものの、就任後初めて否定評価が肯定評価を上回った。
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