女性職員トイレに隠しカメラを設置した小学校校長、控訴審も懲役2年=韓国(画像提供:wowkorea)
女性職員トイレに隠しカメラを設置した小学校校長、控訴審も懲役2年=韓国(画像提供:wowkorea)
学校内の女性職員のトイレに隠しカメラを設置した疑いを受けている小学校校長に対して、控訴審も実刑を宣告した。

韓国スウォン(水原)高裁は22日、性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反の疑いで起訴されて、1審で懲役2年・資格停止1年を宣告されたA氏の控訴を棄却した。

裁判所は「被告人は反省しているが、今回の犯行で社会構成員らが教育者に持っている尊敬と信頼を毀損した点などを考慮すれば、原審の刑が不当であるという被告人の主張は受け入れない」と明らかにした。

A氏は昨年10月26~27日、自身が勤務する学校の女性教職員トイレに入って、小型カメラを設置した疑いで起訴された。

また、同年6~10月には21回にわたって会議用テーブルの下に動画撮影モードをオンにした携帯電話をこっそり設置する手法で教職員の身体部位を撮影したり、未遂に止まった疑いも受けている。

A氏の犯行はトイレを利用しようとしたある教職員が小型カメラを発見して明らかになった。

当時、通報を受けて出動した警察は、A氏が学校の管理者であるにも関わらず、通報に消極的な点などを不審に思って面談の末に犯行の事実を確認し、A氏を緊急逮捕した。

1審裁判所は「被告人は学校の校長にも関わらず、教師と生徒の信頼を裏切ってこの事件の犯行が発覚すると、事件を隠ぺいするために証拠物を壊すなど犯行後の状況も良くない」として、懲役2年に資格停止1年を宣告していた。

キョンギ(京畿)道教育庁は昨年、懲戒委員会を開いてA氏を罷免している。
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