現代自動車が大規模LNG発電所を建設へ、電力を直接生産=韓国(画像提供:wowkorea)
現代自動車が大規模LNG発電所を建設へ、電力を直接生産=韓国(画像提供:wowkorea)
現代自動車が大規模な液化天然ガス(LNG)コージェネレーション(熱電併給)発電所を建設し、電力を直接生産する。同社が、非常用の発電設備ではない、大規模な自社発電所を建設するのは今回が初めて。これにより電力供給の安定性向上や、エネルギー節減および環境改善効果に期待できる。

現代自動車が建設するLNG発電所の発電容量は、184メガワットだ。ウルサン(蔚山)工場が、韓国電力から供給を受けている年間電力量(129メガワット)の72%をまかなう規模となる。

発電と暖房を同時に提供する熱電併給システムで、1時間あたり100トン規模のスチームも生産する。これは既存の15台のボイラーが供給する年間のスチーム量、71万トンの59%を占める規模だ。

同社は蔚山工場内の電気と熱供給を通じて、政府による分散型電源拡大普及政策に応じる方針だ。またエネルギーと温室効果ガス排出量の削減も可能とみている。

現代自動車は環境部の環境影響評価を終えた後、2025年の完成を目標に蔚山工場内の敷地にガスタービン2基と蒸気タービン1基などを備えた発電所の工事を計画している。着工時期は未定だ。



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