ロシア軍兵士たちがウクライナ民間人に「食糧を乞う」事態まで起きていることがわかった(画像提供:wowkorea)
ロシア軍兵士たちがウクライナ民間人に「食糧を乞う」事態まで起きていることがわかった(画像提供:wowkorea)
ロシアの全面侵攻により始まったウクライナ戦争が長期化の様相をみせる中、深刻な補給難に直面しているとされているロシア軍所属の兵士たちは、戦闘地域のウクライナ民間人に「食糧を乞う」事態まで起きていることがわかった。

18日(現地時間)英デイリー・エクスプレス紙は、ウクライナの首都キーウ(キエフ)で現場取材をしている記者のSNSを引用し、先のような内容を報道した。

この記者は、ロシア軍とウクライナ軍の間で交戦が繰り広げられているキーウ近郊の村から来たタクシー運転手から「ロシア軍兵士たちが戦闘中、ウクライナの民家に近づき『食べ物はないか』と尋ねることがしょっちゅうあった」とし「ウラジーミル・プーチン ロシア大統領はウクライナへの侵攻を敢行したが、ロシア兵たちは戦場で飢え、戦いたいと思っていないのが現実だ」という話を聞いた。

つづけて「ロシア軍兵士たちはウクライナの民間人に会い『自分たちの指揮官が、激しく攻撃するよう自分たちを圧迫している』と訴えている」と付け加えた。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は「ロシア軍の戦争捕虜たちの中には、ロシアに帰ることを拒否する人たちも多い」とし「一部の軍人たちの場合、まだ生きて捕虜となっているのに、ロシアにいる家族たちは『参戦軍人が戦死した』という連絡を受けることも多くある」と説明した。

一方、ニューヨークタイムズによると、米情報当局は「ウクライナを侵攻しているロシア軍は、3週間も経っていないのに7000人以上の戦死者を出している」と推算した。

このことにより、ロシア軍の士気は大きく低下しているものとみられる。ジョー・バイデン米政権による最近の情報報告では「ロシア兵士たちが車両を停め、森の中に逃げる」という事例が言及された。

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