15日(現地時間)英国の日刊紙“デイリーメール”などによると、ロシア国家院(下院)のオレグ・マトベイチェフ議員は今月13日、ロシア国営放送に出演し「ロシアは(米国など西側諸国の主導する)経済制裁と、ウクライナで戦争中の軍事作戦による被害の補償を受ける方法を検討しなければならない」と語った。
マトベイチェフ議員は「米国の手にある、かつての帝政ロシア・ソビエト連邦・現在のロシア連邦などの所有が返還されることを願う」とし「ここには、アラスカと米カリフォルニア州のフォート・ロス(Fort Ross)も含まれる」と訴えた。
米国は1867年、720万ドルを支払ってロシアからアラスカを購入した。また、一時帝政ロシアの北米最南端の前哨基地であったフォート・ロスも、1841年に米国が購入した。
マトベイチェフ議員はこの他にも「ロシアに課せられた反ドーピング制裁は不法だ」とし「全てのオリンピック競技で、不法に奪い取られたロシアのメダルを返してほしい」と訴えた。
一方オンライン上では、このようなマトベイチェフ議員の主張を皮肉る各種のインターネット・ミームがあがっている。
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