“重光昭夫氏の捜査”担当した元検事、ロッテショッピング社外取締役に合流か＝韓国報道

過去、ロッテグループの重光昭夫（韓国名:シン・ドンビン）会長をはじめ、韓国経済界を捜査してきた元検事の弁護士が、ロッテグループの核心系列会社であるロッテショッピングの社外取締役に合流する。

　14日、関連業界によるとロッテショッピングは、来る23日に開かれる株主総会でチョ・サンチョル弁護士を社外取締役に専任する件を議論する。

　第20代大統領選挙で当選したユン・ソギョル（尹錫悦）氏と同期でもあるチョ弁護士は、ソウル中央地検に在籍していた2012年、国政監査に出席しなかった疑いで告発されたロッテグループの重光昭夫会長の事件を裁判に移した人物だ。

　ロッテショッピング側は、株主総会招集告知でチョ弁護士の社外取締役推薦理由について「法律分野の豊富な経験と知識は、特定の利害関係にしばられることなく、社外取締役として代表取締役を含めた他の関係者たちと経営陣に対する監視および監督の機能に大きな役割を果たすものと期待している」と明らかにした。