陝西省西安市、PCRスクリーニング検査の実施規模を拡大…「ステルスオミクロン株」警戒=中国報道(画像提供:wowkorea)
陝西省西安市、PCRスクリーニング検査の実施規模を拡大…「ステルスオミクロン株」警戒=中国報道(画像提供:wowkorea)
中国・陝西(せんせい)省西安(せいあん)市は、7日午後に行われた新型コロナウイル感染症予防対策に関する記者会見で、西安市の一部地域においてPCRスクリーニング検査の実施規模を拡大していることについて説明した。

西安市疾病コントロールセンターによると、今回西安で発生した感染は新型コロナウイルスの「ステルスオミクロン株(BA.2)」である。

「オミクロン株」は「潜伏期間が短い」、「感染力が強い」、「感染スピードが速い」などの特徴があるが、「オミクロン株」の一種である「BA.2」はそれよりもさらに感染力が強く、感染スピードも30%ほど増しているという。

西安市の今回の「BA.2」の感染は、早期発見されており感染源も明確であるが、感染者たちの活動場所が広範囲に及んでおり、感染拡大のリスクが高くなっている。西安市では3月5日に最初の感染者が報告されて以降、すでに第3次感染者まで確認されており、今回の「BA.2」の感染スピードが速いことが示唆されている。

西安市は「早期予防、早期発見、早期報告、早期隔離」の四つの措置を実施するため、感染のリスクがある人の絞り込みを早急に行うとし、PCRスクリーニング検査の実施規模を拡大することで、できるだけ早くウイルスの伝播経路を発見し遮断する必要があるとした。

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