LSニッコーカッパーと、JKJSの株主構成(画像提供:wowkorea)
LSニッコーカッパーと、JKJSの株主構成(画像提供:wowkorea)
業界によると、LSニッコー・カッパーの主要株主である日本のJKJS(Japan Korea Joint Smeltin、日韓連合製錬)コンソーシアムが、LSニッコー・カッパーの持分49.9%を売却する交渉を行っている。JKJSはJX金属、丸紅、三井金属鉱業が8対1対1の割合で出資した合弁の投資会社だ。

持分の買収を検討しているのは、韓国のプライベート・エクイティ・ファンド(PEF)であるJKLパートナーズ-VLインベストメントコンソーシアムだ。持分49.9%の価格は8000億ウォン(約771億8629万円)前後になるという。

JKJSが持分を売却すれば、LSグループとJX金属との23年間続いた協力関係が終了し、社名も変更されるとみられる。これに先立ちLSニッコー・カッパーは1999年、日鉱金属(現JX金属)が参加したJKJSコンソーシアムとの合弁により設立された。

これら企業の関係は、LG電線がLGグループから分離してLSグループになった間にも続いてきた。現在、その他50.1%は株式会社LSが保有している。

LSニッコー・カッパーの関係者は「日本のJKJS側が当社の持分売却と関連した交渉を進めているのは事実。しかし現在は売却の可能性や売却と関連した具体的な条件、日程などを話せる段階ではない」と説明した。


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