横断性脊髄炎は、脊髄の一部分が炎症を起こすことによって発生する神経障害で、腕や脚が弱まったり、感覚の異常、膀胱や腸機能に問題を起こす恐れのあるものだ。
EMAは昨年10月にも、ジョンソンエンドジョンソンのヤンセン社ワクチンに対しても、同様の警告を含めることを勧告している。
アストラゼネカ社の広報担当は「現在、新型コロナワクチンが非常に稀な横断性脊髄炎を誘発する恐れがあると確認されたメカニズムはない」と伝えた。
しかしEMA委員会はデータを検討した結果「アストラゼネカ社・ヤンセン社のワクチンと横断性脊髄炎との間に因果関係がある可能性が高い」と結論を下した。
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