文在寅大統領(画像提供:wowkorea)
文在寅大統領(画像提供:wowkorea)
オーストラリアを国賓訪問中のムン・ジェイン(文在寅)大統領が14日(現地時間)、韓国とオーストラリア政府が‘核心鉱物供給網協力了解覚書(MOU)’を締結したことについて「両国政府と企業、研究所、大学、さらには金融機関が共に協力するメカニズムが必要だ。産業通商資源部(産業部)が役割を果たしてほしい」と指示した。

ムン・スンウク産業部長官はこの日、シドニーのあるホテルでのブリーフィングで文大統領のこのような指示事項を伝えた。ムン長官は文大統領に同行し、‘韓国・オーストラリア核心鉱物供給網懇談会’に出席し、オーストラリアの企業家たちと会談した。文大統領はこの日の懇談会で「両国が信頼を持って、しっかりと手を取り合うことになれば、供給網の安定や炭素中立の繰り上げに大きく貢献する」と両国間の核心鉱物に関する協力強化の必要性を強調した。前日、両国政府は‘核心鉱物供給網協力MOU’を締結した。

文大統領は「核心鉱物投資ビジネスにはタイミングが重要だ。両国政府が互いにMOUを締結し、企業協力が増える時点でタイミングを逃せば問題がある。そうした部分を適時に解決する格別な努力が必要だ」と注文した。

ムン長官はこのような文大統領の指示事項を伝えた後「韓国政府はオーストラリア政府と協力し、両国企業間の共同技術開発、環境にやさしい生産技術を含めた共同技術開発、共同投資プロジェクトをより積極的に発掘し、実質的協力になるよう支援する」と明らかにした。また「来年初めに今回の核心鉱物供給網協力MOUの後続措置として、両国機関と大学・研究所が参加するビジネスラウンドのテーブルを開催し、企業が期待している追加的なプロジェクトが発掘・拡散できるよう準備していく」と述べた。

さらに「金融投資部門で核心鉱物プロジェクトの金融投資環境を構築するため、貿易資源公社とオーストラリア輸出信用機関が現在MOUを準備しているが、早期にMOUを締結されるよう政府も関心を示し、他の金融投資拡大の機会をつかめるようにする」と述べた。

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