現代自動車の「アイオニック5」(画像提供:wowkorea)
現代自動車の「アイオニック5」(画像提供:wowkorea)
産業通商資源省が発表した「2021年10月自動車産業動向(暫定)」によると、エコカーの国内販売(3万4137台)と輸出(3万8538台)が、それぞれ61.4%、32.9%増加し10か月連続でともに増えた。

韓国でのエコカー販台数売は3万4137台を記録し、21か月連続で増加した。うち電気自動車(EV)の販売台数は1万934台で、前年同期比204.1%増と大幅上昇した。続くのがハイブリッド車(HEV、27.9%増の2万413台)、プラグインハイブリッド車(PHV、93.3%増の1850台)、水素自動車(46.9%増の940台)となる。

韓国産エコカーの販売台数は2万6534台で、4か月連続で2万台を超えた。とくに韓国産EVは1万410台と、初めて月間販売台数が1万台を突破。1年前と比べ210.5%急増した。

10月における韓国産エコカーの販売順位をみると、現代自動車のEV専用セダン「アイオニック5」が3783台と最大で、これに同社のセダン「グレンジャーHEV」(3137台)、起亜自動車のスポーツタイプ多目的車(SUV)「ソレントHEV」(2913台)などが続いた。

また10月におけるエコカーの輸出台数と輸出金額も過去最大を記録した。

輸出台数は32.9%増の3万8538台だった。全車種の輸出が増加したなか、とくにEVは新車効果などで1万7000台と月間最多輸出記録を更新した。モデル別では「アイオニック5EV」(5071台)、起亜自動車のSUV「ニロEV」(4208台)などが人気だった。

輸出金額は41.8%増の11億4000万ドル(USD)を達成した。2か月連続の10億ドル突破となり、エコカーの月間輸出金額では過去最高を記録した。

Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 101