「独島が韓国の領土」証明する古地図200点以上収録の図録集発刊=韓国(画像提供:wowkorea)
「独島が韓国の領土」証明する古地図200点以上収録の図録集発刊=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国の独島財団は、独島(日本名:竹島)が韓国の領土だということを証明する東洋や西洋で制作の古地図201点を集めた図録集「地図の上に広がる真実-独島」を発刊した。

 27日、独島財団によると、図録集は財団が昨年、北東アジア歴史財団、国土地理情報院地図博物館、国会図書館、国立海洋博物館、独島博物館、キュジャンガク(奎章閣)韓国学研究院、ヨンナム(嶺南)大学博物館、国立中央図書館、ソウル大学図書館を対象に実施した竹島関連の古地図DB構築研究サービスの結果物だという。

 この中で、竹島の領土主権があきらかに大韓民国にあることを証明する重要で代表的な古地図を選定して制作した。

 特にことし7月、ムン・ジェイン(文在寅)大統領が国賓訪問したスペインで公開されていた「朝鮮王国図」(ダンビル、1735)をはじめ、フランス、イギリス、ロシアで制作した朝鮮地図、日本地図と日本の地図学者、長久保赤水の「改正日本輿地路程全図」官許版(1779、1791、1811、1833、1840)の5点全てを収録している。

 長久保赤水は1775年、江戸幕府に「新刻日本輿地路程全図」を描いて官許を申請したが、ウルルン(鬱陵)島と竹島が日本の領土だと表示されているという理由で許可されなかった。

 財団は、江戸幕府が竹島を朝鮮の領土だと認めていたことがはっきり分かる証拠だと明らかにした。

 現在、日本の外務省ホームページには、新刻日本輿地路程全図の亜流で幕府に許可されなかった1846年の地図を掲載し、固有の領土である根拠として提示している。

 独島財団のシン・スンシク事務総長は「図録集は国内の様々な資料収集機関に散らばっている独島関連の古地図を調査してDBを構築した結果物。この図録集に収録された古地図は独島が大韓民国の領土であることがはっきり見える決定的な資料になるだろう」と述べた。

Copyrights(C)wowkorea.jp 5