政府が「ウィズコロナ」のロードマップを公開する…レストラン、カフェの時間制限解除が「有力」=韓国(画像提供:wowkorea)
政府が「ウィズコロナ」のロードマップを公開する…レストラン、カフェの時間制限解除が「有力」=韓国(画像提供:wowkorea)
11月初めに予定された「ウィズコロナ(段階的な日常回復)」の輪郭が明らかになっている。 レストラン・カフェの営業制限は解除され、高危険施設を中心に「ワクチンパス」も導入される見通しだ。韓国政府は今週、日常回復支援委員会の会議と世論収斂の過程などを経て、29日に段階的な日常回復の計画「対国民発表会」を通じて具体的な案を提示する予定だ。

韓国防疫当局によると24日、政府は25日にソウル中区の韓国プレスセンターで開かれる日常回復支援委員会の防疫医療分科会議で段階的な日常回復の草案を示して世論を聴取する予定だ。現場には防疫現場の関係者と医療関係者、市民団体、小商工人などが参加する。

これに先立ち、委員会は今月2度の会議を開き、来月から適用する社会的距離を確保する改編案について議論した。これまでの会議では△接種完了者中心の防疫基準の緩和△レストラン・カフェなどの運営時間制限の解除△遊興施設など一部高危険施設の感染遮断のための一時的な「接種証明・陰性確認制」の導入などが議論された。

22日、キム・ブギョム国務総理の「新型コロナウイルスの直撃弾を受けた自営業者・小商工人の傷を癒して、迅速な再起を助けなければならない」とする発言のようにレストラン・カフェなどの利用施設の営業時間制限は解除されるものと見られる。ただし、首都圏基準の遊興施設・ダンスホール・舞踏会場などは、集合禁止が解除される代わりに、一定水準の営業時間制限が維持される見通しだ。

注意を引くのはワクチンパスの導入だ。現在、韓国よりも先にウィズコロナを宣言したフランス、イタリア、ドイツなどは、ワクチン接種者や陰性確認者に対して各国の事情に合わせて、利用施設の出入りを許可している。現在、韓国は首都圏のスポーツ観覧に限り、予防接種完了者だけ出入りが可能となるよう事実上のワクチンパスを運営している。ただし、来月からはスポーツ観覧ではなく、高危険施設を中心としたワクチンパスを導入する案が議論されていることが分かった。

このほか、現在の社会的距離を確保する4段階では禁止、3段階では50人未満のみ許容されたイベント、集会も一定水準に限って許容される見通しだ。
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