SNSで「国共内戦の英雄」を侮辱した女に7か月の懲役判決=中国報道(画像提供:wowkorea)
SNSで「国共内戦の英雄」を侮辱した女に7か月の懲役判決=中国報道(画像提供:wowkorea)
中国・北京市の東城区人民法院(地方裁判所)は12日、「英雄烈士」の名誉を棄損した罪で同市在住の女に懲役7か月の判決を下した。

 女は英雄烈士・董存瑞を侮辱する内容を含む文章を「微博」(中国版ツイッター)に2つ投稿し、インターネット上で大きな問題となっていた。同投稿の閲覧数は合計9万回に上り、社会に悪影響を及ぼすものと判断された。

 裁判では、10日以内に女が中国国内の主要サイトやメディアを通じて謝罪することも命じられた。

 董存瑞は1929年生まれの元共産党員・人民解放軍兵士。1945年に八路軍に参加し、1947年に共産党に入党した。入党後は国共内戦において功績を上げたが、1948年に河北省で戦死した。中国では「英雄烈士」の1人とされる。

 人民法院は「英雄烈士は中華民族の柱であり、その事績と精神は中華民族が共有する歴史的記憶であるとともに社会主義の核心価値観を現すものである。それは社会的公共利益の重要な構成要素である。被告人の行為は英雄烈士の名誉・栄誉を侮辱するものであり、社会的公共利益を損なう悪質なものである。これは英雄烈士の名誉棄損の罪にあたる」と説明している。
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