民主党予備選挙の現場、殺到する支持者...防疫規則違反にも関わらず「仕方ない」=韓国(画像提供:wowkorea)
民主党予備選挙の現場、殺到する支持者...防疫規則違反にも関わらず「仕方ない」=韓国(画像提供:wowkorea)
この2週間、韓国では共に民主党大統領候補選出のための地域巡回予備選挙の現場では、新型コロナウイルス拡散防止のための「社会的距離の確保」がないも同然の状態となっている。

歓声が小さいと自身が支持する候補者の支持率が低いのではないかという憂慮のため、回を重ねるごとに、より多くの支持者が現場に集まった。

マスク一枚に頼りながらも、お互いに身を寄せ合いながら集まり、候補者の名前を大声で叫ぶ人が目立つ。民主党と中央党選挙管理委員会側は、「自発的な応援まで防ぐことはできない」と伝えた。

地域予備選挙の合同演説会は、午後3時30分から行われるが、支持者らの準備は当日午前8時から始まる。全国各地から集まり、会場の前にブースを設置し、準備してきた横断幕を広げる。

彼らは毎回新しいプラカードやポスターを披露する。各候補の支持者が現場に集まれば、あっという間に数百人で埋め尽くされる。

防疫規則を無視してまで団結するのは「勢い」が大切だからである。ある候補の支持者は、「応援は勢い」とし「序盤に応援の歓声を大きくしなければならない」と述べた。

また、他の候補の支持者は、「支持率とは関係なく、現場に出ることを約束した」とし「距離の確保がうまくいかないのは仕方がない」と述べた。

彼らは、支持候補者が予備選挙の現場に入った瞬間、雲の群れのように取り囲む。各候補の名前を叫び、音頭を取る人の掛け声に合わせて、他の支持者は喉が裂けるほど合唱する。激しい応援にマスクは脱げ、適切に着用していない人も目立っている。
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