韓国合同参謀本部はこの日午後12時37分、記者らに送ったメッセージを通じて「北朝鮮が日本海に向けて未詳の飛翔体を発射した」と公式確認した。続けて、午後1時10分頃に追加のメッセージを送り、「北朝鮮は今日午後に中部内陸一帯から日本海に向けて未詳の弾道ミサイル2発を発射した」と明らかにした。北朝鮮が13日に長距離巡航ミサイル発射実験の事実を公開して2日後のことだ。
これに先立ち、王毅外相はこの日、チョン・ウィヨン(鄭義溶)外交部(日本の外務省に相当)長官と中韓外相会談の後、大統領府を訪問して文在寅大統領と会談を行った。文在寅大統領はこの席で「朝鮮半島の平和プロセス推進過程で中国の役割と貢献を評価する」とし「今後も中国の変わらない支持を願うとともに、王毅外相が中韓関係の発展と朝鮮半島の非核化および平和定着のための韓国政府の努力を後押しする大きな役割を果たすことを期待する」と述べた。
しかし、王毅外相は文在寅大統領が言及した朝鮮半島の平和プロセスに対して、特別な回答はせずに「中韓が相互に尊重する伝統を維持しなければならない」とし「これが両国関係の健全な発展において非常に重要だ」と述べた。
その後、王毅外相は鄭義溶長官との昼食会で、北朝鮮による短距離飛翔体の状況について共有した。王毅外相は北朝鮮の弾道ミサイル発射について、「一方の軍事的措置が朝鮮半島の状況の悪循環につながらないよう関連国が自制しなければならない」と述べ、両外相は「朝鮮半島の状況改善、対話再開、南北関係に役に立たない」として意見を一致させた。
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