ソウル市「秋夕帰省、公共交通機関のマスク着用を集中的に取り締まり」= 韓国(画像提供:wowkorea)
ソウル市「秋夕帰省、公共交通機関のマスク着用を集中的に取り締まり」= 韓国(画像提供:wowkorea)
ソウル市は15日、秋夕(チュソク、中秋節)連休期間に政府の首都圏ソーシャルディスタンスレベル4の継続に歩調を合わせて、公共交通機関の終電時間の延長、市立墓地経由の市内バス路線の増便運行はすべて実施しないと発表した。

 今年の秋夕は5日間と連休期間が長く、帰省の交通需要の分散が予想され、また、政府の新型コロナウイルス対策による移動自粛勧告で全般的に移動量の減少が予想されることから連休期間にはソウル市内の流動人口の減少などを勘案し、公共交通機関を一部減らして運行する。

 連休期間に移動をせざるを得ない帰省客のためには、深夜バスと深夜タクシーを通常通り運行する。深夜タクシーの乗車拒否に対する取り締まりも実施する予定だ。

 地方など外部への流入が予想されるターミナルの場合、待合室、チケット売り場などを1日3回以上集中的に消毒し、各所に手の消毒器と手洗浄剤を設置する予定だ。ターミナル内の発熱感知器や隔離所も設置し、感染の疑いのある人が発生すれば、直ちに隔離措置する方針だ。

 特に、KTXなど他の手段でアクセス可能な主要地下鉄駅舎は消毒回数を増やし、駅や高速ターミナルを経由するバス車両の内部や隣接停留所の防疫も強化する。帰省日には地下鉄保安官特別巡回を通じて、マスク未着用の乗客を集中的に取り締まる計画だ。

 違法駐停車指導の取り締まりは、駅、ターミナル周辺道路など違反の多い地域と横断歩道、消防施設、子ども・高齢者保護区域など安全と密接に関わる場所を中心に実施される。在来市場、小規模商店街の周辺地域は弾力的に管理する予定だ。

 秋夕連休の特別交通対策に関する情報は、ソウル交通情報センターのトピスホームページとモバイルアプリケーション「ソウル交通ポータル」とツイッターで確認することができる。(電話での問い合わせは120タサン(茶山)コールセンターまで)

 白虎ソウル市都市交通室長は「ソーシャルディスタンスレベル4の継続で移動の自粛が勧告されているだけに、市民も移動の際には必ずマスクを着用するなど感染症対策ガイドラインを積極的に実践していただきたい」と述べた。
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