尹錫悦、元検察総長(画像提供:wowkorea)
尹錫悦、元検察総長(画像提供:wowkorea)
‘告発けしかけ疑惑’に続き、国民の力(野党第一党)の大統領選候補であるユン・ソンニョル(尹錫悦)元検察総長が義母の事件に関して対応文書を作成したという疑惑に巻き込まれた。尹候補陣営は14日「国民の力の大統領選党内選挙1次カットオフ世論調査期間を狙った政治工作だ」と反論した。また、文書については「検察所管部処で言論、または国会対応のために基礎的事実関係を整理したものと思われる」とし「尹元総長は当時、文書の報告を受けた事実はなく、誰がどのような経緯で文書を作成したのか分からない」と明らかにした。

これに先立ち、この日あるメディアは、昨年3月に最高検察庁は、尹候補の義母であるチェ某氏が関与した各種疑惑提起に対応するため、内部文書を作成したと報じた。この文書は昨年3月、最高検察庁がチェ氏と関連して事件日誌の様式で事実関係を整理した資料である。

尹候補陣営は陣営公報室名義の文書を通じ「検察総長に個別に報告する必要のない通常業務」として、最高検察庁関連部処が作成したものと見られると述べた。さらに「1次カットオフ結果が発表されれば、野党陣営の大統領選挙党内候補の順位が外部に知られるだろう」とし「これは最終候補の選定において、最後まで影響を及ぼす可能性が高い 野党陣営1位候補の尹元総長を傷つけ、支持率を下げるための企みと思われる」と主張した。

なお、大統領選党内候補を8人に絞る国民の力党内選挙の1次カットオフ世論調査は13~14日の2日間にかけて行われる。結果は15日午前に発表される予定だ。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 83