チョ・グク元法務部大臣(左)と尹錫悦元検察総長(右)(画像提供:wowkorea)
チョ・グク元法務部大臣(左)と尹錫悦元検察総長(右)(画像提供:wowkorea)
韓国のチョ・グク元法務部長官は14日、「国民の力(野党第一党)の大統領候補であるユン・ソンニョル(尹錫悦)元検察総長に対する各種疑惑が続々と明るみに出るだろう」と明らかにした。

チョ元法相はこの日、自身のフェイスブックに「2020年3月、最高検察庁が尹錫悦元総長の義母の疑惑に関する対応文書を作成した」と関連ニュースを扱った記事を紹介した。

記事には「尹元総長が在職時代の昨年3月、最高検察庁が尹元総長夫人の母であるチェ某氏が関与した各種疑惑提起に対応するため、内部文書を作成したことが明らかになった」と報道していた。また「検察が内部ネットワークの機密を利用して、尹元総長夫人の母を弁護した情況も明らかになった」とある。

これに対しチョ元法相は「検察は大統領を夢見る総長の私的組織になり、検事は私兵になった」とし「現職だったら弾劾(検察庁法第37条)されて当然の第2の国基紊乱(びんらん)事件」と指摘した。

続いて、いわゆる‘告発けしかけ’疑惑も取り上げ「これはすべて一理がない」として、尹元総長に関する各種の不正や疑惑などが相次いで提起されるなど、尹元総長に‘地獄の扉’が開かれたと主張した。

これに関し尹元総長側は「2020年11月、(当時の)チュ・ミエ(秋美愛)法務部長官が最高検察庁監察部に指示して家宅捜索をしたが何の資料も出ず、法務部も捜査依頼をしたものの、容疑なしと処分された」とし、尹元総長が義母事件と関連して「違法なことをしたり、不当な指示や要請をした事実はない」と事実無根であることを強調した。

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