(画像提供:wowkorea)
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自分の感情によって頭の中の細胞の行動が決定され、それを人間のように表現するなら。韓国のネイバーウェブトゥーンで人気を集め続けている「ユミの細胞たち」は、読者の想像力を刺激し、新しい視点で再解釈した斬新なウェブトゥーンだ。現実の中の私たちの姿を細胞の行動として見せ、差別化した展開を図った。主人公を通じて20〜30代の読者の共感を呼び、細胞の姿を通じて楽しさを与えてくれる。第三者の立場でから自分の考えを覗いてみることができる。

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ウェブトゥーン「ユミの細胞たち」は、30代の平凡な会社員「ユミ」の日常と恋愛の話を、頭の中の細胞の視点から表現した作品である。2015年4月を皮切りに、約5年間ネイバーウェブトゥーンで連載され、昨年11月に完結した。このウェブトゥーンは連載当時の累積閲覧数が約32億ビュー、累積コメント数が約500万個という驚くべき記録を達成した。2018年に「大韓民国コンテンツ大賞」でマンガ部門最高賞大統領賞を受賞した。

ウェブトゥーンは頭の中の細胞が各キャラクターの理性と感性、食欲、性欲、愛などを調節するというユニークな設定だ。ユミの感情や考えを「愛の細胞」、「空腹細胞」、「本音細胞」などに分類して、それぞれに性格を付与した。また、社会生活や恋愛などを通して徐々に成長していくユミの話はかなり現実的である。想像力と現実がうまく結合されている。

ストーリーは以下の通りだ。主人公ユミは同じ会社営業部代理「ウギ」に片思いをしている。ウギに本音を知られないために、常に表情管理をするが、そのたびにユミの頭の中の細胞は、彼女の片思いが実るよう全力を尽くす。しかし、ウギはすでに「好きな人がいる」と言い、親しい先輩である「グウン」をユミに紹介する。

その後ユミとグウンは接近し、付き合うことになるが、グウンの異性の友達である「セイ」の妨害により二人の関係が危うくなる。ここに同じ会社のマーケティングチーム代理「ボビー」がユミに好感を持ち、話はより複雑になる。ユミの波乱万丈の会社生活と恋愛ストーリーが面白い描かれ、これに合わせて細胞の可愛い姿も描かれていく。

「ユミの細胞たち」は、このような斬新なストーリーで、ウェブトゥーンからドラマ、ゲームなど様々なジャンルで展開されている。今月17日にはウェブトゥーンを原作にしたオリジナルドラマ「ユミの細胞たち」が公開される。国内ドラマ初の実写とアニメーションを組み合わせた形式で注目を集めている。俳優キム・ゴウン、アン・ボヒョンなどが出演する予定だ。また、先月19日には「ユミの細胞パズル」というゲームも発売された。
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