尹錫悦キャンプ側「ジュリー壁画、法的対応をしない」=韓国(画像提供:wowkorea)
尹錫悦キャンプ側「ジュリー壁画、法的対応をしない」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国のユン・ソクヨル(尹錫悦)国民の力大統領選挙候補キャンプは、妻のキム・ゴンヒ氏を狙った、いわゆる「ジュリー壁画」に対して、法的対応をしないことを決めた。

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ユンキャンプの対外協力特報を務めるキム・ギョンジン元議員は、今月30日夕方、YTNラジオ「移動型ニュース正面勝負」に出演し、「キャンプ内でジュリー壁画に対しては、法的対応をしないことで意見が一致した」とし「これは“表現の自由”と“刑法上の侮辱罪”の境界線上にある問題だ」と明らかにした。

続いて「かつてパク・クネ(朴槿恵)大統領のヌード画に出産シーンなど、このようなものも表現の自由として強行した」とし「あえてこのようなものを持って刑事上の告訴、告発をするというのも、おかしなことだ」と説明した。

パク・クネ大統領のヌード画波紋は、2017年1月20日当時、ピョ・チャンウォン民主党議員が主催した「まもなく、BYE!展」にイ・グヨン画家が出品した「汚れた眠り」を指す。

エドゥアール・マネの「オランピア」とジョルジョーネの「眠れるヴィーナス」を再解釈し、朴前大統領がセウォル号を背景にヌードで眠っている姿を映し出し、「女性卑下」論議を巻き起こした。

キム特報は、「普遍的な常識と健全な国民の心というものがあり、国民の集団知性でおそらくこのような壁画を描いた人々に対しては叱責があり、自発的に撤回するものとキャンプ側が期待している」と説明した。

共に民主党側の遺憾表明に対しては、「もう少し早く話をするべきだった」とし「政権与党が先制的に立ち上がり『これは非常に間違っている』と、先にメッセージを出さなければならなかったのに、そのようなメッセージを出さず、非常に消極的なメッセージを出した」と残念な気持ちを表した。

最近、ソウル鍾路区のある建物の外壁に、キム氏を露骨に誹謗する壁画が登場し議論となった。壁画には「ジュリーの男たち」、「ジュリーの夢!夫人の夢!」という文章とともにキム氏の顔を描写したかのような絵が描かれた。

ジュリーとは、ユン・ソクヨル前検事総長の妻キム氏関連の噂から出てくる別称である。

壁画は今月中旬、該当建物の中古書店社長がある作家に依頼して描かれたものだと分かった。議論が続き、現在、絵は残したまま文章が全て消された状態である。

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