ソウル累積感染者6万人超え...「距離の確保4段階」延長不可避=韓国(画像提供:wowkorea)
ソウル累積感染者6万人超え...「距離の確保4段階」延長不可避=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国ソウルの新型コロナウイルス累積感染者数が6万人を超えた。今年6月30日に5万人を記録してから21日間で1万人が増えたことになる。今月初めから新規感染者数が500人台まで急増し、累積感染者数の増加傾向が強まっている。

今月21日には感染者数が400人台に下がったものの、1週間前と大差なく、ソウル内の拡散の勢いが弱まったとは言い難いという分析である。ソウルを含む首都圏では、社会的距離の確保の効果が薄いため、今月25日に終了予定の4段階は延長されるものとみられる。

ソウル市は22日0時基準で、新型コロナウイルス新規感染者数が499人だと明らかにした。ソウル地域の新型コロナウイルス累積感染者数は6万143人となった。

ソウルの一日の感染者数は、先月末に300人台を記録した後、今月6日からは500人台に急増し、20日まで(週末の影響を受ける4日間を除いて)500人を超えが続いている。

ソウル市災難安全対策本部のソン・ウンチョル防疫官は、21日の感染者数が400人台後半を記録したことについて、「距離の確保4段階の効果なのか、他の原因によるものなのか、今後、数日間の感染者発生推移を見守りながら判断する必要がある」と述べた。

新規感染者は国内感染494人、海外流入が5人である。主な集団感染は、クァナック(冠岳区)にあるサウナ関連(7月)8人、ヨンドゥンポ(永登浦)にある飲食店関連(7月)4人などである。

冠岳区にあるサウナ関連の事例は、最初の感染者が確認されてから感染者が続いている。21日には利用者3人、家族5人の感染が追加で確認され、累積感染者数は143人(ソウル市139人)に増えた。

ソン防疫官は、「追加の疫学調査で該当施設は、防疫規則を遵守していたが、利用者の一部は症状が出てからも定期的に訪問し、長時間複数の施設を利用し、ロッカールームなどではマスクの着用が不十分だったことが確認された」と説明した。

同日までに新型コロナウイルス感染者7289人が隔離治療中であり、5万2326人が完治判定を受け隔離から解放されている。新型コロナウイルスによる追加死亡者はおらず、累積528人を維持した。

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