中国の高齢化でシルバー産業拡大、2022年は10兆元突破の見込み(画像提供:wowkorea)
中国の高齢化でシルバー産業拡大、2022年は10兆元突破の見込み(画像提供:wowkorea)
世界トップの人口14億人の中国で高齢化問題が深刻化している中、シルバー産業の規模も大きくなっている。

20日、韓国貿易協会成都支部によると、中国市場調査機関のアイメディアリサーチは、2022年の中国シルバー産業市場規模を10兆2900億元(約174兆円)と見込んだ。中国のシルバー産業規模は、2018年は6兆5700億元(約111億円)だったが、4年ぶりに56%以上増加する。

2018年、中国の60歳以上の人口は2億5000万人で、すでに総人口の17.9%を占めている。

中国民政部が発表した資料によると2017年の中国シルバー産業機関と施設は15万5000で前年同期から10.7%増加した。

特に、2020年からスマートシルバー産業が発展し、スマートシルバー設備産業も大きくなっている。 スマートシルバー設備にはウェアラブル健康管理、携帯用健康モニタリング、セルフモニタリング、監視設備、家庭用サービスロボットなどがある。

中国は急激な人口増加を防ぐために1970年代に「一人っ子政策」を導入したが、2013年に政策を一部緩和、2015年には廃止し、2人の子供まで認められたが、人口の減少傾向はさらに激しくなっている。 今年から3人の子供まで認められた。

中国国家統計局は今年5月、「第7次全国人口調査(2011-2020年)」の結果を発表したが、中国の年代別人口分布は14歳以下が17.95%、15~59歳は63.35%、60歳以上は18.7%だった。 10年前と比べると15~59歳は6.79%減少した反面、60歳以上は5.44%増加した。 特に、65歳以上の人口の割合が13.5%に急増し、高齢化が急速に進んでいることを示している。
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