板門店見学、再開から80日で再び中断...統一部「首都圏の社会的距離の確保4段階適用による措置」＝韓国

板門店共同警備区域（JSA）見学プログラムが再開してから80日目に再び暫定的に中断された。新型コロナウイルス拡散による首都圏の社会的距離の確保4段階適用による措置である。

韓国統一部は9日、「首都圏の社会的距離の確保4段階防疫措置に基づき、板門店見学を同日から暫定的に中断することにした」と明らかにした。

統一部は「今回の措置は、国民の安全を最優先に考慮したもの」とし「関連機関との緊密な協議を経て決定した」と説明した。

また、「今後、防疫状況が好転し次第、見学を再開する」と付け加えた。

統一部と国連軍司令部は、国連軍事司令部の将兵2人が新型コロナウイルス感染者と接触した事実が確認された7日から見学を一時中断しており、再開するかどうかを協議してきた。

一方、板門店見学は昨年12月に新型コロナウイルス防疫のため中断された後、今年4月20日に再開されたが、80日後再び閉鎖することになった。

この日、韓国政府は新型コロナウイルス事態発生後、初めて首都圏の社会的距離の確保を最高レベルの4段階に引き上げ、今月12日から2週間適用することを決定した。