インドなどを流行国に追加指定...デルタ変異が流行している英国は隔離免除除外国から除外=韓国(画像提供:wowkorea)
インドなどを流行国に追加指定...デルタ変異が流行している英国は隔離免除除外国から除外=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国の防疫当局がデルタ変異感染者など海外流入新型コロナウイルス感染者の追加流入を防ぐため、インドやインドネシア、パキスタン、フィリピンの4カ国を流行国に追加指定し英国をのぞいたことについて、ワクチン接種の効果が出ているためだと説明した。

韓国政府は、新型コロナウイルスワクチン接種者の隔離免除制度の見直しにより、海外からの予防接種完了者が重要事業目的、学術公益目的、直系家族訪問目的などで入国する場合、7月1日から隔離免除書を発給する予定である。

新型コロナウイルス感染者が急増する一部の国を「流行国」に指定し、該当国からの入国者に対しては隔離免除を例外としている。最近のデルタ変異拡散などを考慮し、韓国政府は6月の流行国にインドやインドネシア、パキスタン、フィリピンの4カ国を流行国に追加指定した。

しかし、デルタ変異ウイルスが流行している英国やロシアなどが隔離免除除外国から抜けたことに対する批判も出ている。

クォン・ドクチョル中央災難安全対策本部1次長(保健福祉部長官)は29日の定例ブリーフィングで、「インドやインドネシアなどの4カ国は、デルタ変異ウイルスだけでなく、その地域で新型コロナウイルス感染者が急速に増加している」とし「そのため、7月1日施行予定だった予防接種者の隔離免除拡大対象国から緊急で除外をした」と述べた。

続いて、クォン1次長は「英国は現在、デルタ変異ウイルスへの感染が拡大しているが、ワクチン接種の効果が出ている」とし「致命力が及ぼした影響というか、これらを追加で分析する必要があり、この分析結果に応じて英国を追加指定するかどうかを検討する予定だ」と説明した。

また、「ロシアは現在、隔離免除対象地域ではない」とし「ロシアを流行国に指定するかどうかは、ロシアでの変異流行状況を確認し、その分析結果に応じて決定する」と付け加えた。

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