雷・突風をともなった急な雨は、先週から回数が増えている。また 先月29日 キョンサンプクト(慶尚北道)アンドン(安東)市では 雹が観測され、今月1日にはカンウォンド(江原道)の山地で 22年ぶりに5月に大雪特報が発令された。
さらに きのう(4日)の午後3時、チェジュ(済州)島では 豪雨注意報が発令され、首都圏とチュンチョンナムド(忠清南道)西海岸、江原道の西北部では 雷雨が局地的に強く降った。
このような気象現象について 韓国気象庁は「韓国の大気上層を中心に マイナス25度以下の冷たい空気が入り込み、重くて冷たい空気が大気低層の暖かな空気を押し上げたことで、不安定な気流を生み出した影響だ」と分析した。
韓国気象庁のウ・ジンギュ予報分析官は「大気上層の気圧階の流れが遅くなったことで、偏西風ではなく北から南へと降りて来る風が形成された」とし「上層の重たく冷たい空気は下へと下がり 下層の暖かな空気を持ち上げるようになるが、下層の空気に影響を与えることで 強くて不安定な気流が発生し、ゲリラ雨や雹を降らせることになった」と説明した。
このような異常気象現象が気候的な変化として続いていくのかに対する判断は、長期間の統計が必要である。ただ 最近の天気が気圧階の停滞によることから「地球温暖化との関連性は少なからずある」と分析されている。
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