ロイター通信は、昨年第4四半期の台湾経済が輸出の好調と消費心理の回復を基に、新型コロナウイルス感染症のダメージを克服したことにより、前年同期対比で3.61%成長するとみられると、今日(26日)予想した。

ロイター通信は14人の経済専門家を対象に世論調査を実施した結果、台湾の昨年第4四半期の国内総生産(GDP)成長率は、前年同期対比で3.61%成長するとみられると報道した。専門家たちの予想値範囲は、2.1%から6.83%の間であった。

台湾経済は、昨年第3四半期に3.92%成長し、第2四半期の0.58%に比べて急激な回復をみせた。これにより 先月の台湾中央銀行は、昨年の経済成長率の展望値を1.6%から2.58%へと上向修正した。

台湾の輸出は、新型コロナ事態により在宅勤務・学習が増えたことで、TSMCのような企業が供給する部品で作るノートブック・タブレットPC・その他の電子製品の需要が、全世界的に増加したおかげだと、ロイター通信は分析した。

台湾の最大貿易国である中国経済が、予想より速い回復を見せたことも影響している。

台湾の昨年の第4四半期のGDP速報値は、今週の金曜日である29日に公開される。

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