未成年者に性的暴行をはたらいた容疑(児童・青少年の性保護に関する法律違反)などで裁判にかけられた2008年北京五輪柔道銀メダリスト=ワン・キチュン被告に懲役刑が言い渡された。

 テグ(大邱)地裁は20日、児童・青少年の性保護に関する法律違反などの容疑で拘束起訴されたワン・キチュン被告に懲役6年を言い渡した。

 また、40時間の性暴力治療プログラムの受講と共に8年間の児童・青少年関連機関及び庁会社福祉施設への就業制限を命じた。位置追跡電子装置の装着請求は棄却した。

 ワン・キチュン被告は2017年2月、自身が運営する柔道体育館に通うAさん(17)に性的暴行を加え、昨年8月から今年2月までBさん(16)と10回にわたり、性的関係を持つなど児童に性的虐待をはたらいた容疑で、今年5月1日に逮捕された。

 ワン・キチュン被告は国民参与裁判を要請したが、裁判所は2次被害の懸念などを理由に要請を受け入れなかった。


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