丁世均国務総理もWTO事務総長選挙の外交戦に奔走…コロンビア大統領は「支持」を示す=韓国(画像提供:韓国総理室)
丁世均国務総理もWTO事務総長選挙の外交戦に奔走…コロンビア大統領は「支持」を示す=韓国(画像提供:韓国総理室)
チョン・セギュン(丁世均)国務総理は19日、コロンビアのイバン・ドゥケ大統領から、ユ・ミョンヒ(兪明希)通商交渉本部長のWTO(世界貿易機関)事務総長選挙支持を得るなど、本格的な外交戦に乗り出した。

総理室によると、丁世均国務総理はこの日午前9時30分から50分まで、イバン・ドゥケ・コロンビア大統領と電話会談を行い、兪明希本部長の支持を要請した。

今回の電話会談は、韓国側の要請によって、兪明希本部長のWTO事務総長選挙を支援するための外交活動の一環として行われた。

兪明希本部長は、最終の第3ラウンドに進出し、ナイジェリアのヌコジ・オコンジョイウェアラ元財務相と競合している。これに対して、韓国政府はムン・ジェイン(文在寅)大統領を筆頭に、選挙支援活動に総力をあげている。

丁世均国務総理は、この日の電話会談において、「通商の専門家である兪明希本部長は、WTOを改革して、多国間貿易体制を元に戻す力量とビジョンを兼ね備えた適任者である」とイバン・ドゥケ大統領に支持を要請した。

これに対して、イバン・ドゥケ大統領は「兪明希候補を支持するようになったことを喜んでいる」とし「WTO事務総長という重責に韓国人候補者が選出されるのは、韓国だけでなく、全世界にとって重要なことだ」と述べた。
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