ラリー・ホーガン メリーランド州知事夫妻(提供:news1)
ラリー・ホーガン メリーランド州知事夫妻(提供:news1)
新型コロナウイルス感染症による事態で診断キットの確保に苦労している米国で、州政府たちが我先に韓国製の診断キットを購入しようと血眼になっている。

“韓国の婿”といわれているラリー・ホーガン メリーランド州知事につづいてコロラド州知事も韓国製の診断キットの空輸に踏み切った。その上、新型コロナによる被害が最も深刻なニューヨーク州知事は、韓国製診断キットを購入できず娘たちに指摘されたと発言した。

22日(現地時間)米国メディアによると、ジャレド・ポリス コロラド州知事はこの日の会見で「約15万回分の新型コロナ診断キットが今週末に韓国から到着する」と発表した。

ポリス州知事は「州政府がコロラド州立大学と提携して無症状感染者などを対象に検査数を拡大している。数十万件の抗体検査を投入する作業も進行中である」と発表した。

メリーランド州のホーガン州知事は20日、韓国系の妻の助けで50万回分の新型コロナ診断キットを韓国から空輸で受け取ったと伝えた。彼は「韓国国民にとんでもない借りをつくった」と感謝の意を表していた。

またニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は21日の定例会見で「昨夜、家で3人の娘といっしょにメリーランド州知事が韓国製キットを購入したというニュースを見た」とし「そのことに娘たちが、創意的で賢明な発想だとして私を見つめ、私は面目がなかった」と語った。

米国の州政府が韓国製キットを注文するのは、米国内で韓国が大規模検査を通して防疫に成功したという世論が形成されているためである。

実際に先月の30日、ホワイトハウスでの新型コロナの会見では、米国営放送の記者がドナルド・トランプ米国大統領に「米国はいつ韓国のように検査(1人あたりの検査数)するのか」と質問したことがあった。

Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 96