国会外交統一委員会で発言する康氏=16日、ソウル(聯合ニュース)
国会外交統一委員会で発言する康氏=16日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は16日、国会外交統一委員会の質疑で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が先ごろトランプ米大統領に3回目の米朝首脳会談の平壌開催を提案する内容の親書を送ったと報じられたことについて「そのような親書がしばらく前にあったということの詳細な説明を米国から聞いた」と明らかにした。  康氏は、親書の内容や送られた時期などには触れなかった。 米朝実務交渉再開の動きに関して、実務交渉の前に3回目の米朝首脳会談が行われる可能性があるかとの質問には「先に実務交渉を行っても、2回目の(ベトナム)ハノイでの会談で朝米(米朝)首脳間の合意に至らなかった」とし、「そのような状況で実務交渉なしに3回目の首脳会談が開かれるとみるのは過度な期待だ」と答えた。 康氏は続けて「朝米首脳会談の成功のためにも、朝米の実務陣がある程度会って首脳会談の結果の一次的議論をしなければならないと考える」と述べた。
Copyright 2019(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0