北朝鮮で行方不明、解放された豪大学生 「スパイ容疑は誤解、北には戻らない」
北朝鮮で行方不明、解放された豪大学生 「スパイ容疑は誤解、北には戻らない」
北朝鮮で行方不明となり、後に北朝鮮当局より解放されたオーストラリア人留学生のアレク・シグリーさん(29)が近況を公開した。

 9日、シグリーさんはTwitter(ツイッター)を通して「SNSを再開した」とし、「僕の安否を心配してくださった方々に改めて感謝したい。僕は身体的、精神的にも健康な状態」と明かした。

 続けて「いままで、たくさんの質問を受けてきたため簡単に自身の立場を表明しようと思う」としながら、「スパイという容疑は完全にうそ。僕がNKニュースに提供した情報は、インターネットブログに投稿されている全て公開された内容であり、他のメディアでも取り上げられているもの」と説明。

 また、北朝鮮に戻る計画は「ない」としながらも、「残念だ」とも明かした。シグリーさんは「いまでも北朝鮮に対する関心が強く、自分自身の勉強や北朝鮮関連の仕事を続けたいが、少なくてもしばらくは北朝鮮を再訪問する計画はない」とし、「運営していた『統一ツアーズ』の旅行商品もすべて取り消す予定」と伝えた。

 なお、シグリーさんは北朝鮮当局に抑留されていたと報じられているが、具体的な経緯や当時の状況は明かしていない。

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