サムスンバイオ粉飾会計問題で家宅捜査、サムスン電子副会長の”最側近”も対象
サムスンバイオ粉飾会計問題で家宅捜査、サムスン電子副会長の”最側近”も対象
サムスンバイオロジクス(サムスンバイオ)の粉飾会計疑惑を捜査している韓国検察は、鄭賢豪(チョン・ヒョンホ)サムスン電子事業支援TF(タスクフォース/特別チーム)長事務室などを家宅捜査した。

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 これにより、サムスンバイオ粉飾会計疑惑と関連し、グループ会社次元での証拠隠滅が上からの指示でおこなわれていたと推測する検察は、今後捜査のスピードをあげるとみられる。

 16日、検察によるとソウル中央地検特殊2部はこの日午前よりサムスンバイオ捜査と関連してサムスン電子の事業支援TF事務所と上層部の事務室、そしてサムスンバイオ社長室に対する家宅捜査を進めていると明かした。

 今回の家宅捜査について検察側は「サムスングループ次元での”証拠隠滅の指示”があったかについて確認するため」と説明している。

 事業支援TFは過去、サムスン電子のコントロールタワーだった未来戦略室の役割を担う部署として知られる。鄭TF長は、サムスン電子副会長=李在鎔(イ・ジュエヨン)氏の”最側近”と呼ばれる人物だ。

 これを前に検察は去る10日、サムスンバイオの粉飾会計疑惑と関連し、グループ次元で組織的な証拠隠滅を指示、実行した疑いで事業支援TF所属のペク某常務、保安先進化TF所属のソ某常務を逮捕。ペク常務は検察の調査で「上からの指示があった」と陳述していることがわかった。

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