韓国　きょうのニュース（５月８日）

◇統一相が就任後初の訪朝　北朝鮮の南北共同宣言履行の意思確認　金錬鉄（キム・ヨンチョル）統一部長官は北朝鮮・開城の南北共同連絡事務所を訪問した後、京畿道・坡州の都羅山南北出入事務所（ＣＩＱ）から韓国に戻った。金氏は記者団に対し、「（北朝鮮側に）南北共同宣言の履行を着実に行い、連絡事務所の機能を正常化しようと話した」として、「北側も共同宣言履行に確固たる意思があると積極的に応じた」と述べた。金氏の訪朝は就任後初めて。◇文大統領就任から２年　経済政策の成果と課題を議論　政府は洪楠基（ホン・ナムギ）経済副首相兼企画財政部長官らによる経済活力対策会議を開き、発足から２年を迎える文在寅政権の経済部門の成果と課題について議論した。政府は現政権発足後に経済パラダイム転換の成果が表れ始めたと評価する一方、景気悪化のリスクが拡大し潜在成長率が低下する中で主力産業の競争力が弱まり、新産業の広がりが滞っていると判断。経済活性化を通じた成長率達成と雇用拡大に注力する考えを示した。◇Ｖ．Ｉさんの逮捕状請求　日本人投資家らへ売春あっせん　警察は日本人投資家らに売春をあっせんした疑いや役員を務めたソウルのクラブ「バーニングサン」の資金を横領した疑いが持たれている人気グループＢＩＧＢＡＮＧ（ビッグバン）元メンバーのＶ．Ｉ（ヴィアイ、本名イ・スンヒョン）さん（２８）の逮捕状を請求した。◇油類税引き下げ幅縮小２日目　ガソリン価格５カ月ぶり高水準　政府が油類税の引き下げ幅を１５%から７%に縮小してから２日目の８日、ソウルのガソリン店頭価格は続伸した。この日は前日比６．９５ウォン（約０．６５円）上昇した１リットル当たり１６０３．０９ウォンを記録し、昨年１１月２８日以来約５カ月ぶりに１６００ウォンを超えた。ソウルのガソリン店頭価格の２日目までの上昇幅には、油類税の引き上げ分６５ウォンの６０%分が反映されたことになる。◇サムスン電子の李健熙会長が闘病５年　安定状態を維持　サムスン電子の李健熙（イ・ゴンヒ）会長が病床についてから、１０日で丸５年になる。財界やサムスンの関係者によると、サムスンソウル病院（ソウル・江南）の特別室に入院している李氏は、依然として意識はないものの安定した状態を保っているという。病状などは具体的に公表されていないが、李氏は人工呼吸器や特殊な医療機器を付けず、主にベッドに横になって自発呼吸をしているとされる。