メンバーらは集会後、「(労働者像の)撤去は親日」「労働者像の即刻返還」などのシュプレヒコールを上げながら庁舎内への進入を図り、阻止しようとする市庁の職員と衝突した。負傷者は出なかった。
庁舎内に入ったメンバーらは労働者像の強制撤去を断行した呉巨敦(オ・ゴドン)釜山市長との面会を求め、市長室に向かったが警察に阻止された。
メンバーらは庁舎のロビーで責任者の処分や呉氏との面会などを求め、座り込みを行っている。
メンバーらは集会前、呉氏の出勤を阻止しようと庁舎の入り口を監視していたが、呉氏は予定より早く出勤し、市長室に入ったようだ。
団体は昨年5月1日、日本総領事館前の設置を目指したが、警察に阻止されるなどして実現しなかった。設置場所が見つからず、近くの歩道に臨時設置していた。
団体と総領事館前の歩道を管轄する釜山市東区は今月11日、労働者像を日本総領事館近くの公園に置くことで合意したが、釜山市が12日、像を強制撤去し、「国立日帝強制動員歴史館」に移した。
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