思いやり予算の仮署名をおこなう韓国外交部の張元三・韓米防衛費分担交渉代表(右)と米国務省のティモシー・ベッツ防衛費分担交渉代表(外交部提供)=(聯合ニュース)
思いやり予算の仮署名をおこなう韓国外交部の張元三・韓米防衛費分担交渉代表(右)と米国務省のティモシー・ベッツ防衛費分担交渉代表(外交部提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)は14日、鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長の主宰で国家安全保障会議(NSC)常任委員会を開き、先ごろ合意に至った在韓米軍の駐留経費負担(思いやり予算)に関する韓米間の新協定の後続手続きに万全を期すことを確認した。 青瓦台はこの日配布した報道資料で、会議では同協定が韓米の緊密な協力により合意に至ったことを評価し、実務的な後続手続きを早急に進めるために万全を期すことを確認したと明らかにした。 韓米は10日、ソウルで新協定の仮署名を行った。協定は米国が提示した有効期間1年を韓国側が受け入れる代わり、金額は米国が当初示した10億ドル(約1110億円)より少ない1兆380億ウォン(約1024億円)台で妥結した、韓国の負担額は、昨年の負担額(9602億ウォン)に国防費の引き上げ率(8.2%)を反映して算出した。 会議ではまた、27~28日にベトナム・ハノイで開催される2回目の朝米(米朝)首脳会談を成功させるために韓米間の協議を続けていくことを確認した。 文在寅(ムン・ジェイン)大統領とトランプ大統領は来週に電話会談を行い、北朝鮮の非核化措置と、米国が見返りとして提供する「相応の措置」など朝米首脳会談の交渉内容に関する調整をする予定だ。
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