大韓航空の旅客機(資料写真)=(聯合ニュース)
大韓航空の旅客機(資料写真)=(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国南部・釜山の金海空港を26日午後に出発した名古屋行きの大韓航空機がエンジントラブルで引き返していたことが、27日分かった。  同社と搭乗客らによると、26日午後0時55分ごろ金海空港を離陸した753便は、離陸25分後にエンジンの不具合を感知。同機は金海空港に引き返すことを決め、午後2時ごろ無事着陸した。 搭乗客64人は別の飛行機に乗り換え、予定時刻から約2時間半遅れで名古屋に到着した。 トラブルが発生したカナダ・ボンバルディアのCS300型機は大韓航空が2015年に導入予定だったが、開発の遅れにより納入が延期された。昨年末から導入が始まり、現在は9機が運用されている。 航空関係者は「製造過程でエンジンの欠陥により導入が延期された機種で、運航から1年足らずでエンジンの不具合が発生した」とし、「乗客と国民が安心できるよう、管理・監督が必要だ」と指摘した。 大韓航空の関係者は、エンジントラブルの原因について現在調査中だと説明した。 
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