＜サッカー＞アジアカップ出場メンバー発表した韓国監督「選手を信じるが韓国だけが優勝候補ではない」

59年ぶりアジアの頂点に挑戦する男子サッカー韓国代表のアジアカップの最終メンバーが確定した。目標は優勝だ。パウロ・ベント監督（49、ポルトガル出身）は選手とチームを信じているとの意を伝えた。

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　パウロ・ベント監督は20日午後、蔚山ロッテホテルにて記者会見を開き、来年1月5日アラブ首長国連邦（UAE）で開幕するAFCアジアカップに出場する23人を発表した。

　ベント監督は「これまで大会準備を着実に進めてきた。考えもしなかった負傷者たちが発生することもあったが、懸命に退避した」と述べた後、「多くの人が優勝を期待していることは知っている。十分に自覚している。だが、韓国だけが今大会の優勝候補ではない」との言葉で警戒心を示した。

　23人のうち15人がすでにシーズンを終えたアジア組であることについては、「夏のW杯は欧州でプレーする選手がシーズンを終えた時期だ。今回は反対になっただけのこと。どんな状況かはきちんと認知している」と述べた。

　選手団の雰囲気をどう引っ張っていくかとの問いには「最大限の自由を与え、最大限の責任感を持たせるのがわたしの方針だ。監督は警察ではない。出来る限り、自立的に楽しめる大会にしたい」と答えた。


■AFCアジアカップUAE 2019韓国代表メンバー（23人）
GK:キム・スンギュ（28、ヴィッセル神戸）、キム・ジンヒョン（31、セレッソ大阪）、チョ・ヒョヌ（27、大邱FC）

DF:キム・ヨングォン（28、広州恒大）、チョン・スンヒョン（24、鹿島アントラーズ）、キム・ミンジェ（22、全北）、イ・ヨン（31、全北）、キム・ジンス（26、全北）、パク・ジス（24、慶南）、キム・ムンファン（23、釜山）、クォン・ギョンウォン（26、天津権健足球倶楽部）

MF:ソン・フンミン（26、トッテナム・ホットスパー）、ファン・インボム（22、大田）、キ・ソンヨン（29、ニューカッスル・ユナイテッド）、チョン・ウヨン（29、アル・サッド）、ク・ジャチョル（29、アウクスブルク）、イ・ジェソン（26、ホルシュタイン・キール）、イ・チョンヨン（30、ボーフム）、ファン・ヒチャン（22、ハンブルガー）、ナ・サンホ（22、光州FC）、チュ・セジョン（28、牙山）

FW:ファン・ウィジョ（26、ガンバ大阪）、チ・ドンウォン（27、アウクスブルク）