11月7日に開かれた保健協力に関する分科会談の様子(共同取材団)=(聯合ニュース)
11月7日に開かれた保健協力に関する分科会談の様子(共同取材団)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国と北朝鮮は12日、北朝鮮・開城工業団地内の共同連絡事務所で保健医療実務会議を開催し、感染症に関する情報交換などについて協議する。

 保健福祉部によると、会議には韓国から保健福祉部の権ジュン郁(クォン・ジュンウク)健康政策局長をはじめ3人が、北朝鮮側からは保健省のキム・ユンチョル局長ら3人が出席する。

 実務会議の開催は、南北が先月7日に開いた保健協力に関する分科会談での合意によるもので、インフルエンザの情報交換を試験的に行うほか、来年度の感染症に関する情報交換計画などについて協議する予定だ。

 分科会談で南北は感染症の流入や拡散を防止するため、年内に感染症の情報を交換する試験事業を開始することを盛り込んだ共同声明文を採択した。その際に南北は保健医療分野の協力は南北交流の拡大に備え、南北住民の生命と健康を守るための前提条件との認識で一致した。


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