【ソウル聯合ニュース】美容整形が盛んな韓国で、美容外科を含む形成外科を受診する外国人が年間5万人近くに上っている。

 保健福祉部が国会保健福祉委員会所属の南仁順(ナム・インスン)議員(与党・共に民主党)に11日までに提出した資料によると、昨年1年間に医療目的で韓国を訪れた外国人は39万7882人で、支払った診療費は総額6399億ウォン(約630億円)だった。外国人患者数は前年比6.5%、診療費は25.6%、それぞれ減少した。

 このうち、形成外科を受診した外国人は前年より968人多い4万8849人となり、患者全体の12.3%を占めた。支払った診療費は2150億ウォンで、2012年の約4倍に上った。

 外国人患者数を診療科別に見ると、一般内科など内科の11の診療科を合わせた内科統合(8万507人、全体の20.2%)が最も多く、次いで形成外科、皮膚科(4万3327人、全体の10.9%)などと続く。

 皮膚科と形成外科を合わせた美容整形関連の外国人患者は9万2176人で患者全体の23.2%を占めた。南議員は「外国人患者の誘致事業において美容整形への依存度が毎年高まっている」と指摘した。


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