4月27日の首脳会談で握手を交わす文大統領(右)と金委員長=(聯合ニュース)
4月27日の首脳会談で握手を交わす文大統領(右)と金委員長=(聯合ニュース)
◇板門店宣言の批准同意案 来週国会に提出青瓦台(大統領府)は4月27日の南北首脳会談で署名された板門店宣言の批准同意案を来週、国会に提出する方針だ。青瓦台関係者が7日、聯合ニュースに明らかにした。同関係者は「南北関係の発展のため、(9月18~20日に開かれる今年)3回目の南北首脳会談前に国会での可決を望む」と述べた。南北関係発展に関する法律では「国会は国や国民に重大な財政負担を負わせる南北合意書または立法事項に関する南北合意書の締結・批准に対し同意権を持つ」と定められている。◇平壌近郊のICBM組み立て施設 完全に解体 米政府系放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)は7日、北朝鮮の平壌近くにある大陸間弾道ミサイル(ICBM)組み立て施設が完全に解体されたと報じた。この組み立て施設は平壌に近い平安南道・平城の自動車工場内にある。VOAによると、この施設は7月に一度なくなった後、工事用の構造物が建てられ大きな布で覆われた。8月中旬に撮影された衛星写真でも一部の構造物が残っていたが、最新の写真では構造物がそっくり消えたとして、「施設の解体が最終的に終わったと観測される」と伝えた。◇文大統領の支持率49% 就任後初めて5割下回る 調査会社の韓国ギャラップが発表した世論調査結果によると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は前週に比べ4ポイント下落した49%となり、就任後初めて50%を割り込んだ。不支持率は4ポイント上昇し、就任以来最高の42%となった。同社は「文大統領の就任から1年4カ月で初めて支持率と不支持率の差が10ポイント以内に縮まった」として、背景には最低賃金や雇用、所得主導成長を巡る論争、不動産市場の不安定化などがあるとの分析を示した。◇北海道地震 韓国人旅行客約500人が避難所に 在札幌韓国総領事館は7日、北海道で6日に発生した大地震で被災した韓国人観光客約500人が、札幌市内の各地に設けられた避難所にとどまっていると明らかにした。朴賢圭(パク・ヒョンギュ)総領事は聯合ニュースの取材に対し、「札幌市の協力を得て、約10カ所の避難所に韓国人を案内している」と説明した。朴氏によると北海道には4200人の韓国人が居住しているが、総領事館には現在までに被害の申し出はないという。
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