“パワハラ疑惑”大韓航空オーナー夫人、逮捕状請求棄却=韓国地裁(提供:news1)
“パワハラ疑惑”大韓航空オーナー夫人、逮捕状請求棄却=韓国地裁(提供:news1)
趙亮鎬(チョ・ヤンホ)韓進グループ会長の夫人=李明姫(イ・ミョンヒ)前一宇財団理事長に対する逮捕状が棄却された。李前理事長は重ねて「申し訳ない」と心境を伝えた。

 ソウル中央地裁は4日午後11時ごろ、李前理事長に対する逮捕状請求を棄却した。

 パク副判事は「犯罪容疑の一部の事実関係、法理に関して争いの余地がある点、被害者と合意した時期や経緯、内容等に照らし合わせ、被疑者が合意を通じて犯罪事実に関する証拠隠滅を試みたとみることはできない」とし、「その他に証拠隠滅の恐れがあると見るほどの事情に対する弁明が不足していて、逃亡の恐れがない点を総合した」と理由を説明した。

 これにより、大企業のオーナー夫人として初めて逮捕される不名誉はひとまず避けることとなった。

 警察は先月6日、李前理事長を暴行などの疑いで立件し、正式捜査に着手した。その後、被害者11人から李前理事長の容疑に関連する供述を確保して、約170人の参考人調査を進めた。

 その後、先月31日、特殊傷害と傷害、特殊暴行、特定犯罪加重処罰法上の運転手暴行、常習暴行、業務妨害や侮辱などの7つの容疑を適用して、李前理事長に対する逮捕状を請求した。

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