北朝鮮・核実験場の廃棄式典のため韓国側の取材団が本日(21日)中国・北京に向け出国
北朝鮮・核実験場の廃棄式典のため韓国側の取材団が本日(21日)中国・北京に向け出国
北朝鮮が23~25日に予告した豊渓里にある核実験場の廃棄式典に関心が集まる中、韓国側の取材団が21日、中国・北京に向けて出国する。

 北朝鮮は去る12日、核実験場を坑道爆破方式で廃棄し、これを韓国、米国、英国、中国、ロシアの記者団に公開すると伝えた。続けて、去る15日、祖国平和統一委員会名義の通知文で韓国側の通信社1社とテレビ局1社の記者をそれぞれ4人ずつ廃棄式典に招請した。その後、通信社はnews1が、テレビ局はMBCが共同取材団に選定され、訪朝に向けて準備してきた。

 だが、北朝鮮は去る18日、韓国政府が板門店の連絡チャネルを通して発送した記者団名簿の受け取りを拒否。出国前日になっても受け取っておらず、取材手続きや安全問題などに関する問い合わせにも応じていない状況だ。

 ただし、衛星写真などを分析すると、式典の準備作業は続けられているものと見られ、韓国取材団はまず、21日に北京に移動し待機する計画だ。

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