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日本総領事館前への徴用工像設置 警察が阻止=韓国・釜山
【釜山聯合ニュース】メーデーの1日、韓国の市民団体が日本による植民地時代に朝鮮半島から強制徴用された労働者を象徴する像を南部・釜山の日本総領事館前に設置する計画だったが、警察に阻止された。 総領事館付近でメーデーの記念集会を開いた市民団体のメンバー約4000人(警察推計)は、午後3時45分ごろから行進を始め、同5時ごろに集会を終えた。主催者側は総領事館の隣のビル前に置かれている徴用工像を動かさない方針を示した。 警察は約3000人を動員し、市民団体が徴用工像の設置を予告していた総領事館前の歩道など周辺を完全に封鎖し、総領事館への接近を阻止した。 市民団体「積弊(積み重なった弊害)清算・社会大改革釜山運動本部」の強制徴用労働者像建立特別委員会は、メーデーに合わせて総領事館前に徴用工像を設置する計画を明らかにしていた。前日の4月30日夜から像の設置を試みたが、警察は総領事館の周囲100メートル以内での集会や行進が禁じられていることなどを根拠に、同委員会メンバー100人余りを像から引き離す強制排除に踏み切った。もみ合いが起き、約10人が負傷した。 韓国政府は、総領事館前への像の設置は不適切との立場を表明していた。