会見で、国民投票法改正に対する青瓦台の立場を説明する任秘書室長=4日、ソウル(聯合ニュース)
会見で、国民投票法改正に対する青瓦台の立場を説明する任秘書室長=4日、ソウル(聯合ニュース)
◇南北実務会談 5日開催で確定=韓国統一部 韓国統一部の当局者は4日、南北首脳会談の儀典や警護、報道対応などを話し合うため4日に開く予定だった南北実務会談について、北朝鮮側が5日に延期するよう提案したことを受け入れる内容の通知文を送ったと明らかにした。北朝鮮は3日夜に韓国側に送った通知文で、儀典や警護、報道対応などに関する南北実務会談を5日に延期し、通信分野の実務会談を7日に開くことを提案した。◇改憲巡る国民投票実施へ「速やかな法改正を」=韓国大統領府高官 韓国青瓦台(大統領府)の任鍾ソク(イム・ジョンソク)大統領秘書室長は4日、憲法改正を巡る国民投票の実施に向け「4月の臨時国会で速やかに国民投票法を改正してほしい」と述べた。憲法裁判所は2014年、国内の住所を届け出ていない在外国民の投票権行使を制限する内容の国民投票法の条項について、「憲法不合致」の決定を出した。憲法裁が求めた15年末までの同条項改正が行われず、同条項は16年1月に効力を失った。選挙人名簿の作成に関する条項が憲法に合致しないと判断されたため、現在は改憲のための国民投票に参加する選挙人名簿さえ作成できない状態となっている。◇性的暴行疑惑の前忠清南道知事「法廷で全て話す」 女性に性的暴行を加えた疑いが持たれている安熙正(アン・ヒジョン)前忠清南道知事の逮捕状を発付するかどうかを決める審査が4日午後、ソウル西部地裁で行われた。審問に出席するため出頭した安氏は報道陣に対し「法廷で全てお話しする」と述べながら謝罪した。◇韓国有力政治家の安哲秀氏 ソウル市長選出馬を宣言 韓国の保守系第2野党「正しい未来党」の幹部で昨年の大統領選に出馬した安哲秀(アン・チョルス)前国会議員(56)が4日、6月に実施されるソウル市長選への出馬を宣言した。安氏はソウル市議会本館で行った出馬宣言式で、「本物の時代、革新の時代を開くため、一つのことをはっきりとお約束したい。偽善と無能がはびこる世の中をソウル市から変えていく」と述べた。◇米ファンド 現代自動車に実益求める構えか 韓国・現代自動車グループ傘下の3社(現代自動車、起亜自動車、現代モービス)の普通株計10億ドル(約1060億円)相当を保有している米ファンド、エリオット・マネジメントが、同グループに対し支配構造再編案の追加措置を要求したことについて、専門家たちは株主の具体的な利益を確保する方策と配当拡大計画を明らかにするよう求めたことを意味すると分析している。一部では、同グループの今後の対応次第で支配構造再編案自体が白紙になる可能性があるとの見方も出ている。同グループは先月28日、現代モービスの一部事業の系列会社への移管などによりグループ内での株式持ち合いを解消する内容の支配構造再編案を発表した。
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