【ニューヨーク聯合ニュース】国連安全保障理事会は30日、北朝鮮が9月に実施した5回目の核実験を受けた制裁決議案を全会一致で採択した。 新たな制裁決議は、これまでの対北朝鮮制裁を実質的に強化した。北朝鮮の核とミサイル開発に使われる資金を断つため、石炭の輸出に対し、年間4億90万ドル(約450億円)か750万トンの上限を設けることにした。2015年に比べ62%減少することになる。 また、銀、銅、ニッケル、亜鉛を輸出禁止品目に追加した。 北朝鮮の駐エジプト大使ら個人11人、「統一発展銀行」など10団体は渡航禁止や資産凍結の対象に加えた。制裁を受ける個人は39人、団体は42に増えた。
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