韓国トップの囲碁棋士、李世ドル(イ・セドル)九段が人工知能(AI)コンピューターソフト「アルファ碁(AlphaGo)」に衝撃的な敗北をきした。
韓国トップの囲碁棋士、李世ドル(イ・セドル)九段が人工知能(AI)コンピューターソフト「アルファ碁(AlphaGo)」に衝撃的な敗北をきした。
韓国トップの囲碁棋士、李世ドル(33、イ・セドル)九段が人工知能(AI)コンピューターソフト「アルファ碁(AlphaGo)」に衝撃的な敗北をきした。

キム・ソンリョン の最新ニュースまとめ

 李世ドル九段は9日、ソウルのフォー・シーズンズ・ホテルでおこなわれたアルファ碁とのGoogle DeepMindチャレンジマッチ5番勝負第1対局で、186手で中押し負けとなった。

 対局後、李世ドル九段は「アルファ碁の打った102手に驚いた。あれは自信がなければ置かない手だった」と振り返った。また、現場で解説を担ったキム・ソンリョン九段は「誰も考えられなかった手だった。そこで勝負が決まったと見ている」と分析した。

 そして、目で見ることができないのも勝負に大きい影響を及ぼした。対極序盤から心配された感情の有無だ。李世ドル九段は瞬間瞬間に油断したが、アルファ碁は最後まで冷静だったということだ。

 アルファ碁については「自身の損害を甘受しながらも流れを継続した。全体を計算する囲碁を繰り広げることは人間には難しい」と評価した。

 10日午後1時より、第2対局をおこなっている李世ドル九段は「布石で失敗しなければ勝てる確率が上がるだろう」と意気込んだ。

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