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朴大統領 週明けにも国民向け談話=旧正月前に新年会見か
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が週明けにも国民向け談話発表などを通じ、北朝鮮の核実験をめぐる対応や労働改革法などの主要法案の早期成立などを呼びかける可能性が出てきた。 談話発表に続いて官庁別業務報告を受けた後、旧正月(今年は2月8日)連休前には新年の記者会見を行い、政権発足4年目の具体的な国政構想を発表する見通しだ。 青瓦台(大統領府)は朴大統領の新年のメッセージに関連し「まだ決定していることはない。状況は流動的」との立場を示している。ただ、北朝鮮の核実験や、与野党の対立で主要法案の成立が遅れている事態を受け、国民向け談話などを通じ段階的にメッセージを発表することを検討しているもようだ。 例年、一年の政策構想を発表する新年会見は年初に行われてきたが、北朝鮮の核実験への対応や法案成立が急がれる状況を踏まえ、談話を通じて先にメッセージを発表した後、業務報告で政権発足4年目の政策を整える構想とみられる。旧正月連休前には新年会見を開き、政権4年目の国政構想を具体的に提示する見通しだ。 朝鮮半島情勢が緊迫している状況を踏まえ、対北朝鮮制裁などをめぐる国際外交を展開しつつ、対内的には国民へ団結を呼びかけ、国会には労働改革や経済活性化などの主要法案の早期成立を訴える必要に迫られているためとみられる。 また、新年記者会見で朴大統領が就任以来初めて「国民との対話」を実施するとの見方も出ている。青瓦台関係者は「新年会見の形式はまだ決まっていない」としながらも、「国民に新年の構想を最も効果的に伝えることが重要だ」と話した。 ikasumi@yna.co.kr