【ソウル聯合ニュース】韓国の文化財庁は24日、民族の喜怒哀楽を歌う民謡「アリラン」を国の重要無形文化財に指定したと発表した。全国各地に点在しているアリランの楽曲すべてが含まれる。 アリランは19世紀以降、韓国を代表する民謡として今も歌われている。旋律や歌唱の方法は地域ごとの特徴を反映しており、国の歴史や文化を理解する重要な文化遺産である。2012年には国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された。北朝鮮が申請した「朝鮮民主主義人民共和国のアリラン民謡」も14年に登録が決まった。 アリランは広範囲な地域でさまざまな形で歌われており、特定の保有者と保有団体を指定しない初めてのケースとなった。文化財庁は昨年、保有者を指定せず重要無形文化財に登録できるよう関連法案を改定した。 kimchiboxs@yna.co.kr
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