鳩山由紀夫元首相が光復(解放)70周年を控えた12日午後、ソウル・西大門刑務所跡を訪問し、日本による植民地支配について「心より申し訳なく、謝罪申し上げる」とし、謝罪した。
鳩山由紀夫元首相が光復(解放)70周年を控えた12日午後、ソウル・西大門刑務所跡を訪問し、日本による植民地支配について「心より申し訳なく、謝罪申し上げる」とし、謝罪した。
鳩山由紀夫元首相が光復(解放)70周年を控えた12日午後、ソウル・西大門(ソデムン)刑務所跡を訪問し、日本による植民地支配について「心より申し訳なく、謝罪申し上げる」とし、謝罪した。

 鳩山氏は抗日独立運動家が投獄されていた西大門刑務所跡を見学し、植民地時代に同所で殉国した165人の名前が彫られた追悼碑の前に、ひざまずいた。

 鳩山氏は戦後70周年である15日を前に安倍晋三首相が談話を発表すると伝えられたことに対して「当然、過去の日本がどんな事をしたのか、その内容が含まれなければならない。反省、謝罪の意が含んでいなければならない」という見解を明らかにした。

次は記者会見での内容および質疑応答

本日、私は日本の元首相として、ひとりの日本人として、人間として西大門刑務所を訪れた。多くの力を注いだリュ・グァンスン(柳寛順)をはじめとして、独立運動された方々が命まで落とされたことに対し、心より申し訳なく謝罪申し上げる。

500人程が最初にここに収容されたと聞いた。そして以後、思想犯、独立運動家をはじめとする多くの人間が投獄されたという事実一つだけ見ても、皆さんの先祖が独立のために如何なる努力をし、さらに命まで掛けて運動を起こした。(日本が)拷問を通じて、あまりにもひどい事をした。命まで奪ったという事実に、心から深く謝罪申し上げ、重い気持ちでこの位置に立った。

また、韓国人の皆さんが民主主義を血と汗で勝ち取った原点がここにあるのではという点をはじめ、多くを学ぶことができた。


■西大門刑務所跡で最も印象深かった場所とその理由は?
(リュ・グァンスンが投獄されていた場所は)あまりにも苛酷なところで、とても小さい部屋で7人も生活していたと聞いた。多い時には40~50人が一か所で生きていたと聞いた。また、地下にも収容され、そこで拷問に遭ったという話も聞いた。思想犯として集められ、あまりにも苛酷な環境で拷問を受けるということは、人権の側面で絶対にあってはならないことだ。

それ以上に印象に残ったのが、リュ・グァンスンをはじめとして多くの方々が刑務所に入ってきた以後にも、刑務所で万歳を叫び万歳運動を広げたということだ。心よりその方々に敬意を表し、民主主義にどのくらいの熱い意思と情熱を持っていたのかに対して、自ずと頭が下がった。

■日本の安倍首相がまもなく発表する談話に関して、日韓両国で憂慮する視線が少なくない。安倍談話に対してどんな考えを持っているか。
戦後70周年の年を迎え、安倍首相がまもなく8・15談話を発表するという話を聞いた。談話を発表するのであれば、当然、過去の日本がどんな事をしたのか、その内容が含まれなければならない。

内容を決定するにあたって、安倍首相の真心が含まれなければならず、その中に韓国への植民地統治、中国をはじめとする国家に対する侵略が歴史的事実として入れられなければならない。当然、反省、謝罪の意を含んでいなければならない。そのような内容が安倍首相の真心から出てくるのを私もまた、心より期待する。

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